いにしえのCASIO PB-100系ポケコンとPCをUSBでつなげることができました!!
と言っても、先人の知恵と工夫にのっかっただけです。
現代では入手困難な、カセットインタフェース+データレコーダが不要(と、言いつつ持ってはいる)。
そのうえ、プログラムの入力がPCで出来るので素敵。
入力が捗ります。
これでようやく、集めた「マイコンBASICマガジン」のリストが火を噴くぜ!
手持ちのCASIO PB-100系ポケコンで使えました。
- FX-700P
- FX-802P
- FX-720P
- FX-820P
- FX-740P
今は、こんな感じでブレッドボード上に構築してます。
ひどい配線です・・・
おいおいユニバーサル基板に組んで、ケースに入れたいなぁ。
ユニバーサル基板で組みました!
回路を省略してみました!

こんな感じで使う
ポケコンからPCに、プログラムをセーブ/ロードするにはターミナルのアプリケーションを使います。
”Tera Term”最強。
あらかじめPC側でターミナルを立ち上げておきます。

セーブを実行。
すると、ターミナルの画面にズラズラっと文字列が表示されます。
文字化け??
これが、ポケコンから送信されたプログラムです。

この文字列をコピペして、テキストファイルとして保存しておきます。
このテキストファイルをもとに、ポケコンに再ロードしたり、プログラムの編集をします。
バグっている風の文字化けみたいなテキストですが・・安心してください。
ツールをかますと、ちゃんとプログラムリストになります。

ロードは、ポケコンで”LOAD”コマンドを実行させ、ロード状態にしておきます。
そのあと、PCのターミナルに文字化けみたいなテキストファイルをドロップ。
すると、ポケコン側で受信されます。

残念ながら、BASICのプログラムリスト形式のままではポケコンにロードできません。
ポケコンとPCのやりとりは”文字化けみたいな”テキスト形式です。
PCでBASICリスト入力(秀丸とか)
↓↑
ツールで変換
↓↑
文字化けみたいなテキスト(ターミナル経由)
↓↑
ポケコン
多少の手間はありますが、PCでプログラム編集できるのは圧倒的です!
PCにプログラムを保存できるし!リセット無問題。
すべては先人のおかげ
すべて、先人の方々の知恵のたまものです。感謝!!!!!
ハードウェア
おおもとのインターフェース回路です。
ただし、ここではポケコンとPCの通信手段はD-sub9ピンです。
Mass storage and printer interface for the FX-700P calculator
ほかにもプリンタ(故障のとき回路図に助けられました)や、PB-100系の詳細情報があります。
神です。どうやって調べてんだろう?
「門真なむ」氏が、USBへの変更を示してくれました。
かつ、回路がとても簡単になりました。
すばらしい。
ソフトウェア
ポケコンからPCに送られた、文字列をプログラムリストに変換したり、その逆をしたりするツール類です。
もともとは、カセットインターフェース(FA-3)で便利につかうためのツールです。
ポケコンまだまだ現役
ポケコンは、小型軽量・電池で長時間駆動・キーボード付き・その場でプログラミング。
電卓機能も変数をメモリーにできるので超便利。
かわいいし。
現代では代替できるものが無いですね。
USBでPCとお手軽につなげるようになったので、さらに現役で使い続けられます。
うれしいな~
コメント