FX-802Pのプリンタで遊んで、プログラムをEEPROMに格納するの便利そうだと感じました。
ただ現状だと、ちょっと使い勝手が悪い。
こんな感じ。
USB通信インターフェースでPC→PBにプログラムLOAD
USB通信インタフェースは取外し、EEPROMインタフェースを接続
EEPROMを上書きしないように空き場所を探ってからSAVE
本家のソフトが「シリアル通信」と「EEPROM」が別物なので。
本家「Mass storage and printer interface for the FX-700P calculator」
せっかくの素敵インタフェースなので、両方使えるようにさせたい。
ソフトを改造して、USB通信とEEPROMを切り換えられるようにします!
できますた(仮)
いきなりww
まだブレッドボードの仮組です。
いつものごとく、ひどい仕上がり・・・

EEPROMにプログラムを保存できるので、持ち運びも想定して電池駆動でお試し。
真ん中のべろーんってコネクタはAVR書き換え用。
右の白いのが、USBシリアル変換モジュールです。
CH34x系で安かった。
が、SAVEはOK・LOADがNGで”ERR9”が頻発する。
やっぱり安定のFT23x系が正義ですかね?
右側のスライドスイッチで、EEPROMとUSBを切り換え。
PBのコネクタへの接続は最小限にしているので、空いたポート(DATA1)にスイッチを取り付け。

このスライドスイッチ、ブレッドボードにムリヤリ押込んでいるんで、時々押込まないとビョ~ンって飛び出すw
左のプッシュスイッチはEEPROMのアドレスを先頭に戻す操作用です。
カセットテープの巻き戻し的な感じです。
EEPROMは32Kbyteの大容量!(w)
アトメルなので140円也。パチモンだと100円以下。

LEDはEEPROMのアクセス時に光ってお知らせします。
昔買った定格不明品・・・めっちゃ数があるので一生分の在庫。
電池は昇圧モジュールで1.2V→5Vにしてます。
秋月で300円くらい。

ソフト
ソフトは、本家で公開されている「TAPE25D」と「TAPE27H」の統合です。
プリンタの箇所はバッサリ削除しています。
main_loopで切り換えスイッチを監視して、シリアル/EEPROMのルーチンにジャンプさせました。
まだ、お試し中。
ちょっと挙動が???な時があって、(汚い)ブレッドボード回路のせい?、ソフトのせい?
(どうも回路のようでした。ちゃんと基板にしたら安定してます)
使い勝手
インターフェースが一つで済むので便利!
電源OFFしなければEEPROMの保存位置をおぼえている。
EEPROMの空き領域を探らなくても、続けて保存できます。
スイッチでEEPROM→USB切り換え
USB通信インターフェースでPC→PBにプログラムLOAD
スイッチでUSB→EEPROM切り換え
EEPROMにSAVE
これ繰り返してEEPROMにガンガン格納できます。
でもスピード遅めなので、入れすぎない方が吉です。
基板作り
ちょうど、このタイミングで使っていたUSB通信インターフェスが壊れました。
はんだ付けがヘタッピなので、どこか断線してそう。
どうせなので修理しないで、今回のUSB通信&EEPROMで新たに基板作りたい。
マイコンATTiny2313でも動きそうなので、試したいですね。
小型化もしたいので、チップ部品使うとか、電池もボタン電池にしたり。
EEPROMもカセットっぽく、脱着できるようするとか。
ゆめが広がる~~~
基板作った!
簡易版で省略回路ですが、基板作りました!
前の基板を解体・部品再利用。

左下のスライドスイッチで、USBとEEPROMを切り替えます。
使いたい方にスライドするようにしました。これで向き忘れても大丈夫。(;^ω^)
右側の飛び出た部分は”USBシリアル変換モジュール”です。
取り外し出来るようにしています。
電池ユニット的なものに差し替えて、EEPROM単体で使えるようします。
USBシリアル変換モジュールは、CH34x系はエラー出まくりなのでCP210x系にしました。
CH34xは安いんですが、FT23xとかCP210xが無難ですね。
回路は簡易版ベースにして、EEPROM接続も1KΩの抵抗とコンデンサ省略しています。
追加があって、AT90S2313のPIN3(PD1)にダイオード追加してます。
AT90S2313のファームを書き換えるときに、ライタ電源の回り込み防止用です。
EEPROMのライトプロテクト用にショートピンも追加
いまのところ安定してます。よきよき。
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