忘れてしまいそうなので備忘録です。
CASIOポケコンの中でもマイナー機種である”FX-750P”もUSBでPCとつながります。
たぶん同じシリーズのPB-500もいけるはず。
CASIOポケコンの鬼子もこれでうかばれる・・・
直カタカナも出るよ!

やり方
USBインターフェース基板とポケコンを接続するコネクタのピン配極を変更します。
PB-100系とFX-750P系は、同じ12ピンコネクタを持っています。
しかし、まったくピン配が異なります。くそがっっ!!!!!
ピン配を合わせてあげれば、PB-100系のUSBインターフェース基板がFX-750Pでも使えます。
USBインターフェースはこれとか

これとか

を参考にしてください。
ピン配極
肝心のピン配極はこちら。
PB-100系
Pin 1 D4
Pin 2 D3
Pin 3 D2
Pin 4 D1
Pin 5 OP
Pin 6 CK2
Pin 7 CK1
Pin 8 VDD3
Pin 9 CE1
Pin 10 CE2
Pin 11 VDD1
Pin 12 GND
FX-750P
Pin 1 GND
Pin 2 VDD3
Pin 3 CK1
Pin 4 CK2
Pin 5 OP
Pin 6 D1
Pin 7 D2
Pin 8 D3
Pin 9 D4
Pin 10 CE1
Pin 11 CE2
Pin 12 VDD1
ぜんぜん違うですよー!!!もー!!!
ロジアナでピン配調べてイキってたら、Twitterでは既にご存じの方がいらっしゃいました・・・
世界は広い。
すでにPB-100系のUSBインターフェースがあれば変換基板だけでOKです。
むしろ、こっちの方が両刀使えてお得ですね。


PB-100系との違い
PB-100系と違い、制約があります。
CASsette IO Utilities
ポケコンにLOADするファイルを生成するときは、”bas850”を使います。
PB-100系では気にしなくてもよかったオプションが必要です。
bas850 -a -t7 infile outfile
FX-750P側は、単に「LOAD」でOKです。
オプションすんごいハマった・・・
プリンタとEEPROMは使えない
プリンタ仕様がFP-12と異なるらしく、コネクタのピン配を合わせただけではプリンタは使えない。
調べて見たけどFA-20を持っていなので謎のまま。
EEPROMはデータヘッダがPB-100系より拡張されているので、SAVE/LOADが上手くいきません。
こちらは、ファームを改造すれば出来そうです。
そもそも、プリンタやEEPROMを使うにはインターフェースのファーム改造が必要です。
なので困る人はいないと思いますが・・・
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